アイロンかけで気を付けること。
アイロンかけで気を付けること、について。
ヴォーグ学園では、編んだ物の仕上げにはアイロンをかけます。
まずは、パーツが仕上がるとその時点でアイロンをかけます。
アイロンの工程はザックリ言うとこんな感じ
製図通りに置く
↓
スチームを入れる
↓
編み目と形を手で整える
↓
冷める
↓
形がキープされる
編むときには実物大の製図を描くので、その型紙にピン打ちしてアイロンします。
後身頃のアイロン中↓
型紙には半身しか描かないので、半分に折ってピン打ちしています。
開きで描けば折らなくて良いのですが、大きいものはこのようにしています。
編みあがりが、少し小さく、または大きくなってしまった時にも、このアイロンで調整することができます。
ただし、ウールの糸で編んだ物は比較的調整が効きますが、綿、アクリル、シルクなどは調整が効きづらいので注意が必要です。
また、かなり大きさが違ってしまった場合も調整は難しいです。
アイロンは底板をぎゅっと押し付けず、スチームを入れるというイメージです。
全体にスチームを入れたら、形を整え冷めるまで放置します。
ピンを取ったら広げて、折り目が付いてしまった真ん中部分にスチームを入れて、また冷めるまで待ちます。
これで形が安定します。
こうしてアイロンすると、とじはぎもやりやすくなります。
私が気を付けているのは以下の通り
・ピン打ちするために、要所要所に糸印をつけておく。(プラスチックのマーカーには気を付けて!)
・アイロンは底板を押し付けない。
・スチームをたっぷり入れた後は、編み目と形を整え冷めるまで待つ。
・アクリル、シルクは高温に注意する。
・模様が入っている場合は、スチームを入れた後手で模様を整える。
ここできちんとアイロンをかけておくと、着用後に伸びたり形が崩れたりということが少なくなると思います。
実物大製図を描かない場合は、サイズを合わせてアイロンすると良いですよ。
(^o^)
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- 2019.04.05 Friday
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- by mimosa